Report

 2011年3月16日 「東北関東大震災」

神から人へ、人から神へ。

神の願いを人に伝える、此度の震災、津波なり。

人の重ねし積年の罪。償えぬほどの 汚れは積もり、最早 浄化も間に合わぬほど。

なれど此度は最後の機会。人がこれにて いかにまとまり、堅く結ばれ、立ち上がれるか。

人は試され、測られむ。個々に離れしままには かなわず。

一つに心を 合わせて集えよ。大和の民の大和(だいわ)を示せよ。

古来の民の強さの元は、勤勉、忍耐、不屈の魂。

諦めることも、退くこともなく、目の前にある 己の課題を、ただこつこつと 営々と、真摯に 謙虚に日々繰り返す。

犠牲も時には必要ならむ。

失われしは尊き魂。なれどそれらは徒にはあらず。

必ず残りし者たちが、無念の思いを晴らしてゆかむ。

人はこのとき、神の試しに、試され、磨かれ、鍛えられむ。

鋼の強さは、打たれればこそ。

大和の民の真の強さは、折れることなき しなやかさなり。

その元なるものが、心の強さ。己を律する心こそ、最後の勝者に欠かせぬものなり。

なれば、此度の震災により、人は示せり。心の強さを。

いかなるときにも霊性に、いがみ合うこと 皆無なる。

永きの年月、風雨に耐えて、互いを思う心こそ、生き残る術と学びし叡智よ。

未曾有の災難 国難なれど、災禍のときこそ、失うなかれ。

弱者の優しさ、いたわりこそは、強き者のみ可能なものなり。

今 試される 真の強さ、真の優しさ、真の清さ。

人の苦しみ 悲しみは、常に神と共にあり。

落とせし命を、勇気に変えて 明日には別の命を生きよ。

流せし涙を 希望に変えて、後の世までも 潤せよ。

消えし御魂は 光に変わり、暗きを照らす 標とならむ。

人類全てが 受け止めよ。

厳しき神の問いなれど、答えは必ず 導き出されむ。

いかなる答えを神に返すか。問われしことは重大なり。

神の求める答えを探せよ。

絶望の底にも 光あり。

悲痛悲嘆の中にありても、雄々しく耐えて、立ち上がり、人の持ちうる霊性の、貴樹極みを示すべし。

そこそに日本の使命あらむ。

日本の復興 復活は、世界に希望と勇気を与えむ。

神の望みに応える意味を、今こそ己に 問い掛けるべし。

神は必ず、手を差し伸べむ。求めて伸ばす 人の手に。

神は必ず、救い賜わむ。祈りささげる 人の心を。

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  • 要約   2011.3. ひふみともこ

東北関東大震災は日本に甚大な被害をもたらしました。
亡くなった方たちのご冥福を祈ると同時に、一日も早く生活が復興し、心の傷が癒えることを祈らずにいられません。
今回の震災は、日本人だけではなく、地球上の全ての人間に対する、地球(神)からの強烈なメッセージなのではないでしょうか。
物質的豊かさや便利さを追求し、地球・自然・生命を自分の都合で勝手に利用し、環境を破壊し続け、金中心・自己中心的な生き方に明け暮れ、争いを繰り返してきた積年の罪。今回の震災は、最後のチャンスだと受け止めなければなりません。
これまでの生き方を見直し、ゼロから根本的に生き方・考え方を変えていかなければならないでしょう。
一方で、被災された方たちの取られた行動には、感動と感謝と尊敬の思いしかありません。
冷静さを失わず、自分よりも他人のことを気遣い、少ない食料や飲料を譲り合い、自分の感情を押し殺して不安や悲しみに耐えている大勢の方々の尊い姿は、被災しなかった人たちに大きな勇気と希望と誇りを与えてくれました。
日本人の霊性の高さを見事に示してくれたと思います。
そして、それに励まされた人たちが、被災された方たちのお役に立ちたい、自分にできることは何かと、真剣に考え、行動しようとしています。
自己中心的生き方を改め、大なる和の世界を実現させるために今回の震災はあったと思うし、実現させることが、被災された方たちの犠牲を無駄にしないことにつながると思います。
日本、がんばれ! 日本人、がんばれ!

第58回 和の会を終えて。


事務局からのお知らせです。
今回は3月11日に起こった大震災についての神様からのメッセージを学びました。
未曾有の大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすることはもとより、亡くなられた皆様の死をむだにすることなく、日本人ひとりひとりが、今を、自分を、地域社会を、そして生きるということを考え直す機会だということ。
そして日本が、日本人が試されているということを自覚して生きて行かなければいけないということも学びました。
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次回の和の会は
参加者全員により橘樹神社での公式参拝の後、参集殿での和の会となりますので、お間違いのなきよう、宜しくお願い申し上げます

春にはまだ遠い朝晩の冷えようです。
皆様、おからだご自愛下さい。


おつかれさまでした。