令和二年(二〇二〇年)三月三十一日 コロナウィルス


神から人へ、人から神へ。
人類 危難の緊急の時。危機の不安に駆られずに、しばし堪(こら)えて耐えて忍べよ。
此度(こたび)のコロナウィルスは、人の思いの集積なり。
思いは形に、形は動きに、この世を動かす勢いとならむ。
地上に今ある一人一人の、過去から今に至るまでの、思いの凝(こ)りて固まりて、ついには世界に広がりぬ。
恐れる気持ちは避けるべし。恐れおののき、慌てふためく。負(ふ)なる思いは追い風となる。
自己中心の思いもならぬ。皆(みな)が互いに助け合い、譲り合うこそ、必要なり。
世界を覆(おお)う恐怖と不安。祈りに高めて、波動を変えよ。
怒りや憎しみ、差別の思い、必ず己に返り来(こ)む。
地上に広がる憎悪と呪いを、過去の宿痾(しゅくあ)を 断ち切らむ。
浄化、禊(みそ)ぎの一つなれ、浄(きよ)め、祓(はら)いて、立て直すべし。
神から与えし試練といえども、そは必然の結果なり。
いつか訪(おとづ)る結果なれ、人類全てが受け止めるべし。
賢き知恵を、尊き思いを、集め、祈りて、我(が)を捨てよ。
いかなるときも、平静の、常なる気持ちを保たれよ。
時の流れに任せるように、身をば委(ゆだ)ねて抗(あらが)わず、なすべきことを行うべし。
さにて思いを浄化せよ。
さにて。