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2005年12月16日 平等について

神から人へ、人から神へ。

祈りの奥の神の意図、神の祈りの奥底の。

人の自由な成長発達、全てが丸く、まとまりて、互いの進化を喜び合い、共に手を取り、携(たずさ)え合いて、

次なる次元に昇華(しょうげ)せる、全ての進化をひたすら祈らん。

さにて本日、平等なるものについての、神の答を説き示さん。

平等なるは初めより、なきが如きの儚(はかな)きもの。

何を比べて測られん。何を捉えて違いとせん。

人の全ても、動植物も、神の周りに等しく生きて、等しく恵みを享受せる、本来何も持たざる存在。

なれば人は全てが同じ、無力無能と等しきを。

神の恵みを受けざらば、全てが哀れな無一物(むいちもつ)。

なれば人は全てが平等。神の目からは皆(みな)等し。

何ゆえ人は錯覚せるや、何に不満をかこちぬる。

平等なるは本来なきは、あるが如きに思うがあやまち。

平等ならずと思う誤り。違いを差別とあやまちて、違いをなくすを平等と元々あらざる平等求めて、

平等なるの幻(まぼろし)を追う。

神の目からは全てに等しく、慈愛を施(ほどこ)し、機会を与え、それぞれ御魂の成長を、分け隔てなく授けしを。

平等求める心の裏には、違いを嫌う不満あり。

なれど気付けよ、妄想に。

全てが同じ魂なれど、成長進化に差のあれば、与える恵みも 試練も 苦難も、自(おの)ずと異なり、差もあるを。

神の望みし御魂の成長、そのためならば神は厭(いと)わず、昇華(しょうげ)の機会を与う。

さにて本日、平等なるは全てが平等。なれど人の目、尺度に測らば、平等ならざる違いもあらん。

なれど違いは必要なり。人間尺度の平等こそが、帰りて不平不満の素なり。

全てが同じ生き方ならず。全てが等しき役割ならず。

己の置かれし立場を歓び、神の慈愛を見出さば、違いも尊きことに気付かん。

幼稚な不満は早くに捨てて、神の視点を手に入れよ。そもまた一つの修行とならん。さにて。

2005年12月23日 謙虚さと自信について

神から人へ、人から神へ。

迷える人の迷いを晴らし、悩める人の悩みを救い、多くの人の御魂を支え、次なる次元に無事に渡れよ。

遅れ、捨てられ、忘れられ、この世の次元に残さることなく、全ての人の次元を上げよ。

そのため今は さらにも多くの、縁を結べよ、広げよ、つなげよ。

一人一人は弱くとも、結び、交わり、合わさらば、力は強まり、光も速し。

さにて波動は巡り巡りて、地上に浄化の波を起こさん。

さにて本日、謙虚さと自信、その奥義(おうぎ)を説き示さん。

謙虚というは、人のあるべき、基本の姿、姿勢ならん。

神に向かいて生きる者、神を受け容れ、委ねる者、自然に従い、摂理に沿い、宇宙の則(のり)に委ねる者は、全てに謙虚の心あり。

己が一番、己中心、地上を支配、蹂躙(じゅうりん)し、我欲のなすまま、利便を追い、

神を畏(おそ)れぬ心の性(さが)は、傲慢(ごうまん)不遜(ふそん)の 哀れなるもの。

神から離れて迷いの淵へ、自ら堕(お)ちぬる 修羅(しゅら)の巷(ちまた)よ。

謙虚というは謙遜(けんそん)ならず。己を貶(おとし)め、卑(いや)しむなかれ。

人は全て神の子なれば、全てが己を 愛し 尊べ。

人と生まれて、生を生き、この世にあるを許されし、神の慈愛を受けし者たち。

神の前には全てが等しく、神の光を与えられ、御魂の成長、進化を望まれ、一つ浄化を進めるたびに、神の祝福、恵みを受けん。

なれば人は 己を信じよ。神を敬い、慕う如くに、己を愛し、己を信じよ。

不足、欠如に 惑わされず、そこに込めらる神の意図、神の慈愛を読むならば、何の不満も不平もなからん。

神への感謝を自信に変えよ。神の前にて恥じるは無用。

神の授けし心と体、御魂に適(かな)いし恵みなれ、そを歓びて、満たされよ。

自信は驕慢(きょうまん)、慢心ならず。常に己を振り返り、神の慈愛を汲み取る心。

神の前にて己の生の、生かさる意味を悟ること。

全てが己の命(みこと)に目覚め、短き生を有意に生きて、命(いのち)の意味を深めて生きる。

さなる生を送れる者は、神への感謝と己の自信、謙虚の心を育(はぐく)まん。

謙虚の心も 己の自信も、神への感謝と共にあれ。

神を離れし人の心は、驕(おご)り、高ぶり、己を失い、人との比較に明け暮れる日々。

己の命(みこと)を打ち忘れ、我欲に追わるる哀れな生なり。

さなる心に自信は生まれず。戦々恐々、人と競い、人の尺度に振り回さる。

真(まこと)の自信を手に入れよ。神に戻らば、そは容易なり。

人本来の元に帰れよ。命の根源、宇宙の起源。

全てが一つの原点から、生まれし歴史に 心を馳(は)せよ。

目に見え、触(さわ)れる 次元は低し。

その奥にある神意を読みて、揺るがぬ自信と謙虚の心に、己を高め、励みて生きよ。さにて。

2005年12月26日 人間の名前について

神から人へ、人から神へ。全ての人に使命あり。使命と共に、運命(さだめ)あり。

人の運命(さだめ)を決め行くは、人の生き方、心の持ち方。

なれば人は、努めるべし、怠(おこた)らざるべし、励むべし。

さにて本日、人の名前について答えん。

人にはそれぞれ生まれしときに、神と約せし使命あり。

なれば天は その使命、約の成就(じょうじゅ)に資(し)せんため、環境整え、出会いを仕組み、

見えぬ世界の追い風吹かせ、人のこの世の働きを、陰に日向(ひなた)に 助け、支えり。

人は己の役割を、事象に汲み取り、過去に読み、今ある己の位置から気付き、自(みずか)ら目覚めて 行なうべし。

神秘なること、日常なること、人の感性、知性に応じ、早くに気付きて 行なうもあり。

老いても目覚めず 果てるもあり。

なれど人はそれぞれに、その役割を刻印せる、御魂の記憶を備えたり。

人の目覚めのきっかけを、その名に負(お)いし者もあらん。

神の願いを込められし、逃(のが)れぬ運命(さだめ)を秘めるもあり。

なれば人は、その名にこそ、神の願いと己の命(みこと)と、共にその名に併(あわ)せ持つ、奇(く)しかる名をば、頂くもの。

人の名前は偶然ならず。生まれしときより定めらる、避け得ぬ命(みこと)に 目覚めるための、眠りを覚ます祈りなり。

人は己の名を大切に、神より頂く命(みこと)のためと、よく心得よ、わきまえよ。

己の開運、幸運のため、名を変え、字を変え、字画を変え、無駄なる努力をするなれど、元より持てる名こそが最良。

神の祈りを曲げることなく、そのまま素直に受け取るべし。

現世利益(りやく)の 浅はかな、目先の利得に惑わされ、己の使命を見失うなよ。

名前の奥の 神意を知れよ。

親の願いは、子の幸せ。健康、成功、繁栄、安定。なれどそにては充分ならず。

神の願いは、地上全ての、真(まこと)の平和と、調和と 進化。

さなる神の願いに応える、一人一人の役割を、持ちて生まれし名前に読めよ。

全ての人に 願いを託せり。

愛さぬ者の 一人とてなし。

神の願いに応えて示せよ。

頂く名前に恥じぬよう、名前に負けて 見劣りせぬよう、名に相応の役を求めて、名にふさわしき 命(いのち)を生きよ。

さにて本日、人の名前について答えしを。

神の名前と異なりて、人には名前が必要ならん。銘々己の使命を見出し、そに勤(いそ)しみて、外(はず)るるなかれ。

人の命(みこと)は尊きもの。徒(あだ)に軽んじ、疎(おろそ)かにすな。

己の勝手の都合にて、命(みこと)を投げ出すことは許さじ。

一途(いちず)に専心、邁進(まいしん)し、神に誠を返して生きよ。

さなれば神も歓びて、さらに多くの助けを与えん。さにて。

2006年1月7日 地球の遅れの原因について


神から人へ、人から神へ。

人の遅れ、地球の遅れ、進化の止まれる原因は、全ては人の心の奥に、眠れる遺伝子、記憶の底の、

神とのつながり、太古の結びを、人の多くが忘れ去り、自(みずか)ら離れし結果なり。

人は本来 霊的生き物。神と御魂の最も近き、神の似姿(にすがた)、分け御魂なれ、

神の心を分けられて、神の慈愛を授けられ、神の光に浴(よく)して生きる、最もめでたき、栄(は)えある命。

なれば人は感謝の心で、神への思いを忘れずに、神に近づく努力を惜しまず、神のご意図に沿うを望まば、

地球の自然に自(おの)ずと呼応し、宇宙の息吹(いぶき)に感応し、天の意に乗る 道を辿らん。

なれど人は、堕落 退廃。神から離れて 漂う命は、行き先もなく 当(あ)て所(ど)もなし。

何に向かいて 生くべきか。何を求めて 進むべき。

迷いの果てに 行き着くは、下らぬ幻想、迷妄、絶望。

神に戻りて、元に返せよ。

元に戻るが 進化の始め。

迷いて進みし あやまちの道。元に帰るが、最初の一歩。

人が神に戻りなば、心の扉を開きなば、神の世界は 人へと開かれ、今の遅れも取り戻されなん。

過去に重ねる 罪も穢(けが)れも、人の改心悔悟にて 瞬時に消えて 禊(みそ)がれなん。

人の進化を妨げし、低次の発展、繁栄は、もろくも崩れ、儚(はかな)く消えなん。

真(まこと)の進化を、栄(さか)えを見つけよ。

御魂の奥の 底にある 神への入り口、神への扉。

人が 何千、何万年と、開かず、叩かず、閉ざせる扉よ。

目覚めを待ちて 今のこのとき、人は己の 扉を叩かん。

気付かぬ者も、悟らぬ者も、目覚める人の 後に従い、知らずに起こされ、目を開かれん。

人の進化は全体のもの。全てが共に目覚めるもの。

人が一つの命に結ばれ、神の前にて心を合わせ、祈りを捧げ、敬虔(けいけん)となり、

神の世界の現れて、この世に神の降臨(こうりん)するを、素直に信じ、願うとき、必ず人は進化を進め、次元を上げて、羽ばたかん。

人の遅れは、心にあり。御魂の進化を蹂躙(じゅうりん)せるは、心の奥に押し込めし、霊なるものへの無知からなれば。

人の真(まこと)の 知恵に目覚めよ。霊なるものへと目を向けよ。

人が万物、生命の、最も高き霊長ならば、その名に恥じぬ 命を生きよ。

人の備える、能力、叡智(えいち)。物質次元に留(とど)まることなく、力の限りを試すべし。

霊なる次元に段階あり。最も低き段階は、物質世界に終わるもの。

なれど人の可能性、霊なる力に、限界なし。あると思うが、限界の基(もと)。

地上世界もいまだに低き、物質世界の次元なれ、人は己の能力を、十二分にも発揮せず、

戦い、争い、殺し合う、野蛮の世界を逃れ得ぬ。

霊なる者の自覚を持てよ。人は尊(とうと)く、高き者。

自ら貶(おとし)め、卑(いや)しめし、神の御魂に詫びるべし。

神の御魂に適(かな)える生を、求め、弛(たゆ)まず 歩むべし。

進化の道は遥かなり。単なる肉体、知能に終わらぬ、霊の進化の道なれば。

先ずは自覚を、覚醒を。さにて。

2006年1月15日 京都府亀岡市出雲大神宮様での会について

(京都府亀岡市出雲大神宮様での会についてお伺いいたします。

会の目的をどうすべきなのか。
会の方向性は、①できるだけ大勢の人を集めることを目指すのか。②会の発展を目指し、組織立てていくのか。
ひふみともこの立場は ①ゲスト講師なのか、②主催者なのか。

以上、もし神様のお考えがあれば、お聞かせ下さい。)

神は人に、神の子としての自覚を持ち、意識を高め、人としての本分を尽くし、命を全うし、

自らの役割を果たして人生を終わることを望んでおられる。

その人としての生き方を曲げ、自らの間違いし善悪の判断、価値基準に基づき、我欲に迷い、執着に溺れて、

己の使命を果たさずに生を終えて朽ちる者の多き世の中。

その中で人は 神の救済を必要とし、宗教にその救いを求め、教祖に教えを乞うが、いつかまた、単なる利益、

損得勘定に目を晦(くら)ませて、本当の宗教の意味、本来持ちし信仰の役割を見失ってしまった。

そうした人たちの心の迷いを救い、光に導き、道を示し、不安を消し、未来への夢を持たせ、

人間の繁栄発展を祈り、地球の進化、次元上昇へと誘(いざな)うために、神は多くの書物を書かせ、

救いの奇跡を見せ、人の心を通し、体を使い、人に神の世界、神の願いを伝えることを繰り返してきた。

なれど、人の多くがそれに気付かず、我(が)のみの感情で、理性も知性も打ち捨て、

ただ人の感覚の世界、五感の世界に宗教を貶(おとし)めてしまった。

今急がれるのは、人の真(まこと)の霊性が目覚め、心を発動し、体の行を通じて、ひとりでも多くの魂が浄化され、

よき波動となりて、地上の穢れを禊ぎ祓うことである。

そのための会として、会は発足し、人の霊性の目覚めと魂の浄化の機会を広げることを目指せよ。

そして、会は人を集めることではなく、集まりしご縁の輪を広げること。

たとえその場に集まらずとも、神のことばに呼応する魂の輪が広がることを願え。

会の組織化には慎重なるべし。人の組織は危うきもの。

多く集まればそれだけ、不純、異物も多くなる理(ことわり)。

会に組織は不要なり。必要なとき、必要な者が集まり、助け合い、支え合うが肝心。

そなたの立場は明白。そなたが中心、そなたが自ら立ちて、己の考えとして明らかにせよ。

なれどそなたが上に立つのではなく、あくまでも中心となることのみ。

円に中心があり、扇に要(かなめ)があるのと同様。

そなたが人の集まりの中心となり、自らの姿勢を通して 神のことばを伝えること。

神の存在は遠いものではなく、生活の隅々(すみずみ)に、神の摂理は見出せるもの。

遺伝子一つの中にも、宇宙の星々、宇宙の運行の中にも、神の摂理なくして何一つ生きられるものはなきことを、

理屈理論に頼ることなく、ただ己の信ずるままを語らばよからん。

何も心配することはなし。任せておかば縁は広がり、人の出会いが動きを進めん。

そなたがすべきは、集まりの中で、神の教えを素直に説き、平凡なる中にこそある神の偉大さを、

神なればこその地球の奇跡を語るべし。

難(むずか)しき解釈、理論ばかりの教義は要らぬ。

一人でも多くの御魂に語れよ、神の祈りを。

一人でも多くの御魂に伝えよ、神の波動を。

救われる命の一人でも多くあるよう、限られし時間を、惜しみて生きよ。

さにて本日、会の方針、方向について、手短に示せり。よく読み、考え、己の生に活かされよ。さにて。

2006年1月28日 ピラミッド


ピラミッドを作ったのは誰か。その目的とは。またその子孫はどうなったのか。

神から人へ、人から神へ。多くの現象、事象の裏に、神の意図あり、経綸あり。

なれば人はそから読み取り、そから学びて、成長すべし。

さにて本日、地上のピラミッドについて、その疑問に答を示さん。

ピラミッドなるは太古の昔、宇宙の外より現れし、別なる次元の異星人、宇宙人なる生命体、

人と異なる魂持ちて、人と異なる役割担い、

地上の文明、文化を進めて、宇宙の進化に追いつくように、科学や技術を教えんために、地上に降りぬる生命なり。

なれば人はそこから習い、ようやく文明文化を持ち、それまで遅れし医療や技術、生活全てに亘(わた)るまで、高度に発展、進化せり。

人には未知の文明の粋(すい)、遠き宇宙の星との交信、異次元世界の命の存在、次元を超えし学問、科学。

今の人にも読み解けぬ、高次の学問、宇宙の真理に、人は恐れ、畏(かしこ)みて、神を見出し、奉(たてまつ)れり。

なれど人はやがて堕落し、精神世界の荒廃招き、高次の学から遠ざかり、

自(みずか)ら人知で編み出せる、低次の学のみ目を奪われ、

神の存在、霊の実在、別なる次元の存在忘れ、原始の学に自(みずか)ら帰り、

物質のみの迷妄(めいもう)に、自ら学を呪縛(じゅばく)せる。

宇宙の星より現れて、高次の文明伝えし者も、役目を終えし その後(のち)には、再び己の星へと帰還。

残されし 遺物が今のピラミッド。宇宙の星との交信のため、その基地として 造られ、使われ、異次元世界とつながれる、通路の機能を持ちしもの。

王の墓となりぬるは、後(あと)から現れ、住みつきし、後世の人のなせる業(わざ)なり。

元々墓にて造るにあらず。人の次元の技術に適(かな)わぬ、神の世界の学ならざらば、石の一つも動かせぬ、寸分違(たが)わぬ測量技術。

霊には霊の次元あり。地球に存(そん)する霊の世界は、最も低き次元なれ、物質次元に留(とど)まれる、

物を物にて 測り動かす、原始の時代と変わらぬ水準。

次元を上げて科学を進め、人の文化を高めるためには、霊の存在、力のなくば、地球は物質次元のままなり。

次元を上げよ。霊性高めよ。肉体超えし御魂を認めよ。

人の次元上昇も、そこから始まる進化の一歩。

さにて本日、ピラミッドなることより始めて、霊性進化を説明せり。よく読み 御魂に刻みつけよ。さにて。

2006年2月3日 科学における神の領域と人の領域について

神から人へ、人から神へ。

互いの信頼・信仰のもと、人の進化は神に近づき、やがては神の授けし頃の、尊き御魂に進化せよ。

さにて本日、神と人との領域について、細かく答えん。

そもそも神は人を創り、命を与えしそのときに、神の御魂を分け与え、人の努力と精進にて、神の御魂に戻るよう、神の次元に上がるよう、
幾つも試練、困難与え、自ら御魂を磨き高めて、己の自我や執着を取り、利他の思いの満ち溢れる、光の御魂になることを、

そのときまでを遺伝子に込め、進化の過程を定めしもの。

なれば人は自ら努力し、神の定める進化の道を、素直に生きるが、自然の定め。

人が努力し、科学を進め、宇宙の法則、摂理を見つけ、物質のみの世界を離れ、霊の世界に高まることこそ、人の進化の早道なるを。

人のなすべき領域は、進化の道を辿(たど)ること。

進化の道とは霊へと通じる、物質世界と精神世界の、融和調和の世界なり。

物質のみに囚(とら)わるは、自ら思考の自由を損なう、低次のままの学に留(とど)まる。

本来神と人との間に、境界はなし。連続せるもの。

人の学問、技術の発達、そも行き着かば、神の領域。犯すべからぬ境はなし。

なれどそこに霊の存在、霊的世界の介在なくば、人は宇宙の摂理を狂わせ、自然の秩序を破壊せん。

神と人との領域を、分かつ基準はそれのみなり。霊的目覚め、霊的進化。

今の地上の学問技術は、霊的視点の欠けしもの。霊的世界を無視せるもの。

医療の技術も一面のみ。人の体の一部のみ。

人の命は体にあらず。一人の命は独りにあらず。

人の命は宇宙とつながり、宇宙の進化と呼応せるもの。

心と体は一体にて、霊的目覚めの時を待ち、霊の目覚めは連鎖して、全ての人の進化を促す。

霊の世界に目を向けよ。

見えざる神の意図に気付けよ。

宇宙の運行、自然の調和、森羅万象、全てに神あり。

神のご意図のなきものはなし。

人は神の意図を読み解き、医学科学に活かすべし。

神のご意図に適(かな)うものなら、何の害も、毒もなし。

クローン技術に遺伝子操作、人工授精に臓器の移植。

人は人にて神ならず。単なる肉体、物質のみの、改造にては何も変わらず。

肉体のみが生きるにあらず。生きて甲斐ある使命を持たずば、生きる価値なし、意味もなし。

寿命を延ばすが進歩にあらず。

部品を変えるが医学にあらず。

心と体と魂と、全てが一つの命にて、人の真(まこと)の健康と、真(まこと)の幸(さち)に寄与するなれば、

肉体のみの医学の限界、人知のなせる領域悟れよ。

人知を神知に近づけよ。霊の世界の無限なる、人知を超えし世界に気付けよ。

霊の世界の研究は、これから先の課題とならん。さらなる努力、研鑽(けんさん)を。さにて。



ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。筑波大学人文社会学系教授を歴任。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

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神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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