平成21年(2009年)1月27日 人類の進化
神から人へ、人から神へ。
人類進化の歴史の流れは、人の知識の遥(はる)かに及ばぬ 宇宙の創成、銀河の創出、そこより始まる 壮大なもの。
神の願いは宇宙の意思にて、全てがカオスの混沌(こんとん)ならず。
法則もあり、原理も働く。秩序もあれば、方向もあり。単なる偶然、奇跡にあらず。
なれば 人は、宇宙の意思にて、地球に生まれ、現われて、
神の導き、教えによりて、ことばを覚え、道具を作り、自然を操(あやつ)る術(すべ)を授(さず)かる。
やがて人は、規則を整(ととの)え、社会を作り、国を生み、
そこにて人の優劣をつけ、支配と独占、名誉と権力、人の我欲の虜(とりこ)となれり。
なれど、そもまた 進化の過程。宇宙の定めし 道筋ならむ。
必ず通り、越えねばならぬ、幾多(いくた)の危機と 困難の道。
そを越えるたび、進化は進み、人は神へと 近付かむ。なだらかなるは、進化も起こらず。
乗り越えなむとするときこそ、人は我(が)を捨て、助け合い、一段上の、次元と高まる。
人の進化の歴史には、幾度(いくど)の崩壊(ほうかい)、滅亡(めつぼう)ありき。
そのとき人は 神に向かい、神に救いを 求めて来(こ)しを。
人の驕(おご)りは 破滅の因(もと)なり。人は幾度(いくど)も繰り返せる。愚かな失敗、衰退、壊滅(かいめつ)。
築(きず)きし富も、繁栄も、もろく崩(くず)れる 楼閣(ろうかく)の如(ごと)。
なれど、そこより生まれし哲学、宗教、思想は、伝えられ、人の叡智(えいち)に 継(つ)がれゆく。
人の真(まこと)の進化の道は、遥(はる)かに遠く、永劫(えいごう)の先。
我(が)から離れて、宇宙の意思に、目覚めるときこそ、進化の完成。
我欲は無(む)にて、神を慕(した)い、宇宙の全てに遍在(へんざい)する、神の意識と一体となる。
なれど、今の人類は、己の欲のみ肥大させ、学問技術は 欲に隷属(れいぞく)。己の欲に 際限なし。
信仰さえも 無力に等しき。
曇りし目には、光は見えず。閉ざせし耳に、ことばは響かず。
神の願いは 遍(あまね)く満(み)てど、欲にふたがる心に届かず。
進化は宇宙の必然なれば、幾度(いくど)も危機は訪(おとず)れむ。
進化を妨(さまた)ぐ、邪魔なるものは、宇宙の意思が、それを除かむ。
宇宙の彼方(かなた)、遠き銀河に、遥(はる)かに高き次元あり。
そこより 意思は伝えられ、地上の全てに 波動を送る。
宇宙の声を、祈りを聞けよ。人も宇宙の一部ならずや。
宇宙の永き歴史の中に、ようやく生まれし、地球の者よ。
いまだ遅れし 未熟の御魂は、神の祈りを知らざらば、野蛮のままの御魂ならむ。
宇宙の尊(とうと)き意思を知り、神の慈愛を素直に頂き、神のことばを声にせば、御魂は浄化し、清められむ。
人の進化は 唯それのみ。神の視点を手に入れること。
神を知らぬは、不幸なり。人と生まれし 奇(く)しき縁さえ、神の祝(いわ)いを 知ることなからば、あえなく散って 果てるのみ。
甲斐ある生を、命を生きよ。宇宙の中に 輝(かがや)ける ひとつの命を 成就(じょうじゅ)せよ。
さすれば 命は 進化に寄与し、永久(とわ)の命と 栄えなむ。
さにて 本日、神の望まる 進化を説きたり。己の生の指針と活かせよ。さにて。
平成21年(2009)年2月1日 太古の日本
神から人へ、人から神へ。
多くの伝えし真実も、過去の歴史も、成り立ちも、全ては人の次元を超えし、神の世界の出来事なり。
今の地上の三次元、物質世界の狭き眼には、見せども見えず、教えど わからず。
なれど人は、知りたき者。知りてもむだな知識なれども、多くを望みて、さらに欲(ほっ)する。
なれば本日、地上に最初に現れし、人の祖先の元を教えむ。
人の太古の始まりは、ことばも持たず、立つこともなし。サルにも近く 野生に等しき。
そこへ神は現れて、人にことばを授けたり。
始めのことばは、言霊なり。一音一音、働きを持つ、神の仕組みを表わすもの。
宇宙の創生、進化の法則、星の運行、自然の循環、全てを秘める、厳(おごそ)かなるもの。
なれば始めの人類は、言霊の持つ霊力を、恐(おそ)れ、畏(かしこ)み、崇(あが)めぬる。
やがて人は、言霊を、神とも敬(うやま)い、尊(とうと)びて、祝(いわ)い 祀(まつ)りを始めたり。
その後(のち)、人は分化して、地上の各地に 散り広がり、初めの元の言霊より、新たな言語と 発達させぬる。
日本のことばは 言霊を 最も多く、残せる言語。
なれば、人は 言霊を、今なお信じ、重んじる。
日本の民は、今の地に、定まり住みて、幾万年。
多くの民も移り住み、始めの御魂と交(まじ)われど、ことばは守られ、語り継がるる。
日本の民の霊性は、ことばと自然の恵みによりて、森羅万象(しんらばんしょう)に 神を見いだし、
八百万(やおよろず)のもの 神と呼び、その身に近く、神と親しむ。
日本の元なる 太古の日本は、今の日本と異なれど、今も尊(とうと)き言霊を、ことばに宿(やど)し、伝え、継(つ)がるる。
ことばは人の霊性を、育(はぐく)む 神の恵みなり。
正しく使い、用いなば、人は尊(とうと)き霊性を、高め、清めて、進化を進めむ。
野性の残れる御魂を清め、人は己の霊性を、神にも近き神性に、高めてゆくが 務(つと)めなり。
人はことばを手に入れし後(のち)、己の損得、利害に囚(とら)われ、かえりて御魂を、傷つけ、汚(けが)せり。
我欲の充足、利益の追求、欲に眩(くら)みて、迷えるほどに、人は御魂を汚(けが)しぬる。
始めの清き言霊は、地上の穢(けが)れし、欲の波動に、侵(おか)され、乱され、衰退せるを。
神のことばに、始めに 戻れよ。
御魂の奥に 光を与える、言霊こそが、神なれば。
幾度(いくたび)、人は 苦難を迎え、言霊さえが、危うきときも、真(まこと)のことばの力によりて、救われ、乗り越え、さらに栄えり。
今は 人の 試練の時。地上の混乱、危機なれど、今こそ、人の、進化の好機。
神のことばは、宇宙の声なり。宇宙の意思の呼びかけならむ。
神のことばを 言霊として、その言霊を 声にせよ。
人のことばの表わすは、物質次元の 現象のみなれ、その元となる言霊を、声に発して、次元を超えよ。
神の次元を、高次の宇宙を、神のことばで、言霊で、物質次元に 表わせよ。
宇宙の波動に 近付くには、言霊の力に 頼(たの)むがよからむ。
己の御魂の 次元を上げて、さらにも神に、近づく努力を。
まだまだ 低き 次元なるとも、波動は広がり、地上を覆(おお)わむ。
さにて 本日、太古の言霊、日本について、語り伝えり。よく読み、御魂に 響かせよ。さにて。
平成21年(2009年)2月7日 神の世界
神から人へ、人から神へ。
尽きない欲望、果てない憎悪。人はこの世の終わりまで、真(まこと)の英知を求めぬままか。
人には多くの機会あり。成長、気づき、学びに 悟り。
全ての機会を無駄にせず、何故(なにゆえ)さらに求めずや。
さにて本日、神の世界について、一部を伝えむ。
神の世界は次元を超えて、瞬時に移動し、全てを意識し、全てが意識の世界なれ、宇宙は一つの体内の如(ごと)。
宇宙の意思は 遍(あまね)く満(み)ちて、大地も、水も、空気も、人も、あらゆる動物、植物も、宇宙の意思を表わすものなり。
なればこの世も 神の世界、宇宙の意思の 顕(けん)現(げん)せるもの。
神の世界は特別ならず。人の世界とつながりて、人も神の御心(みこころ)の内(うち)、神の心を 生きて表わす。
高次の次元の 宇宙の意思を、人はこの世の次元に映(うつ)し、この世の次元で 神の慈愛を、物質次元に 現象化(げんしょうか)せる。
なれども神の、宇宙の意思は、物質次元に 伝わりにくし。
人は各々(おのおの) 勝手に生きて、己の欲に動かされ、宇宙の意思も、神の慈愛も、地球の恵みも、忘れて生きる。
人は進化をするほどに、神の世界を遠ざかり、人の次元に 心を奪(うば)われ、尊(とうと)かるべき霊性を、高める務(つと)めも 放棄(ほうき)せり。
神の世界は 遠くにあらず。全ては己の心の内(うち)に、神の世界を 秘(ひ)めしもの。
本来ありし 地球の自然は、神の世界を 現(げん)出(しゅつ)せるもの。
人は宇宙の、神の願いを、祈りを担(にな)う 生命なれば、最も神の世界に近き 宇宙の進化の 粋(すい)ならむ。
人の内(うち)なる 聖なるものは、宇宙の意思を 求めて止(や)まぬ。
なれど 人は 知能を持ちて、大(だい)なる宇宙の 意思を閉じ込め、目先の利益や損得の 計算ばかりに、奔走(ほんそう)せる。
神の世界に近づきたくば、ことばの使用を、正(ただ)すが始め。
真(まこと)の幸(さち)とは、豊かさとは、無くしてならぬ 気高さとは。
ことばを持ちし、その時より、人はことばの奴隷となりて、ことばに心を 支配されぬる。
無駄な悩みや 無益な嫉(ねた)み、無用の恐れの、全ての元は、ことばの作りし 幻(まぼろし)なれば。
神の世界に戻るには、ことばの奥の言霊を、心の底に響かせること。
時空(じくう)を超えて、つながりて、心の奥の、内(うち)なる霊性、そを目覚ますが、言霊ならむ。
人の忘れし、信仰心、神を求める 敬虔(けいけん)さこそ、今の人類、地球を救う、最後の手段、方途(ほうと)なり。
失われしは 多くとも、まだ間に合うと、人に伝えよ。
希望を捨てず、未来を信じ、地球の復活、再生を、人の心に 呼び掛けよ。
病(や)みし地球を、見守りて、人の真(まこと)の 改心を、御魂の目覚めを 待ち続けむ。
神の世界は 心の内(うち)より、人の目覚めを 促(うなが)さむ。
宇宙の意思は、人を生かして、宇宙の進化を、成就(じょうじゅ)せむ。
宇宙の意思は、神の願いは、人が自(みずか)ら 霊性の 進化を進める、そのことのみ。
人の進化を、神は喜び、その繁栄を 祝わむと、そばにて人を 導(みちび)かるる。
人も 地球も、神も 宇宙も 表われ方の 違いのみ。
人は次元の最も低き 物質次元の 生命なれば、なかなか宇宙の 意思をわからず。
己の愚かさ、幼(おさな)さを、知るが始めの 進歩とならむ。
神のことばを 言霊を、わからざるとも 響かせよ。
宇宙の意思は 呼応(こおう)せむ。聖なる目覚めが 訪(おとず)れむ。
先ずは 言霊、それのみなり。さにて。
平成21年(2009年)2月16日 神人合一
人は 神代(かみよ)の 太古の昔、この世に姿を現わす前の、宇宙の混沌(こんとん)、その中にて、
星や天体、銀河系、太陽系の 創られし後(のち)、
宇宙の意思を表わすために、最後に創りし 命なり。
宇宙の進化は 地球を作り、自然を作り、命を作り、やがては地上は 楽園の如(ごと)、命の栄える星となり。
なれどそこには、神の心を、神の慈愛を 讃(たた)えるものなし。
ただに動物 植物は、己の命を 謳歌(おうか)せど、神の慈愛を、栄光を、尊(とうと)ぶ心は持たざるを。
さにて 神は人を生み、神の祈りを知るように、神の願いに応えるように、御魂を分かち 授けたり。
ここに人は、神から分かれて、神の願いをこの世に映し、
神のみ業(わざ)を 祀(まつ)り、言祝(ことほ)ぎ、宇宙の神秘を 讃(たた)え 尊(とうと)ぶ、人の使命の 始まりなり。
宇宙に 人のなかりせば、唯(ただ)に寂(さび)しき、侘(わび)しき 虚空(こくう)。
なれど 人の現われて、神の偉業を 祝うとき、
神の慈愛に 感謝を捧(ささ)げ、神の巧(たく)みを 畏(かしこ)むとき、
神の光は さらにも増して、宇宙に 命は 遍(あまね)からむ。
なれば人は 人なれど、神の御魂の一部なり。
神の願いの 成就(じょうじゅ)のために、人は 神の御心を、神に代わりて 称(たた)え奉(まつ)れよ。
宇宙は栄えど そを尊(とうと)ぶ 命のなからば、虚(むな)しからむ。
自然の豊かさ 美しさ、命の息吹(いぶ)き、躍動(やくどう)を 讃(たた)える 命が必要なり。
神は 自(みずか)ら御魂を分かち、願いを込めて 人を創れり。
なれば 人は 神の心も、宇宙の仕組みも、自然の則(のり)も、
御魂の奥にて 観得(かんとく)し、神の心と 一体なるもの。
ことばを賜(たまわ)る その意味は 神の願いを 祈りに表わし、人の世界に 伝え継ぐため。
形を持たぬ 神の願いは、言霊となりて 宇宙に響かむ。
神と人とは 本来 一体。分(わ)かてるものに あらざれば。
人は己のありがたき、尊(とうと)き使命を 忘るなよ。
命の讃歌は こだまして、宇宙の鼓動(こどう)を 促(うなが)さむ。
人も宇宙の一部なり。宇宙は外に あるものならず。己の内にも 広がれるもの。
なれば 己の内なる宇宙に 神の光を 慈愛を照らせよ。
ことばの光、言霊は、己の内の御魂の奥に、神の慈愛を 降り注(そそ)がむ。
さにて 本日、神人合一の意味を教えり。よく読み、御魂に 光を与えよ。さにて。
平成21年(2009年)2月22日
神から人へ、人から神へ。
人の命は 宇宙の命。個人の所有や権利にあらず。
人は命を宇宙より、肉体の中に与えられ、生まれし環境、時代の中に、それぞれ役目を与えられ。
なれば人は、命を頂き、己の役割、使命を果たす、そが当然の 務(つと)めなり。
人の命は 自由にあらず。生きる務(つと)めを負(お)わされて、宇宙の進化の 一翼(いちよく) 担(にな)い、その繁栄を 進めるためなり。
生きるは義務なり。死も然(しか)り。
宇宙にとりては いずれも欠かせぬ、必要ありて与えし生なれ、最後の死をば 迎えるときまで、己の使命を 生きて果たせよ。
宇宙はひとつの 巨大な命。銀河に星雲、星の一つ、全てはそれぞれ 役目を持ちて、互いが互いを 生かす働き。
地球の上の 自然にも 山川(さんせん)草木(そうもく)、天地(あめつち)にも それぞれ意味あり、役割あり。
人には人の 役割あり。
自然の中に込められたる、神の願いを 見出(みいだ)して、神の恵みの尊(とうと)さを、讃(たた)え、祝(いわ)いて、捧(ささ)げること。
人に備(そな)わる 五感に霊性、他(た)の動物との異なりを、真摯(しんし)に尊(とうと)び、畏(かしこ)めよ。
目に見え、耳に 聞こえる全てに、神の慈愛を感じ取り、その感動を ことばに表わせ。
口は神への感謝と祈りを、ことばに表わし、発するためなり。
生死は一体、不可分にて、人の現世に 終わりはあれど、そもまた命の 円環の内。
死にて生は全うし、次なる生に 継(つ)がれてゆかむ。
人の生死は、偶然ならず。全ては神の 定めしままに。人の選択、勝手の余地なし。
人は己の 生を選べす。死もまた 宇宙の必然により、訪(おとず)れ来(き)たるものなれば、
人は 唯(ただ)に従容(しょうよう)と、生の終りに 心を整(ととの)え、死に臨(のぞ)む日の、備(そな)えをなすべし。
めでたき生を 終えるため、人は命の限りにて、神の示さる 道に従い、神のことばを標(しるべ)となして、
生の与える困難を、御魂の成長、昇華(しょうげ)のための、尊(とうと)き課題と、喜べよ。
神から与えし、数々の問い。そに答えるが、生きる意味。
答は一つにあらざれば、よりよき答を 返すべし。
よき答とは、よく生きること。
迷い、苦しみ、悩む程、涙や汗を 流す程、答の光は 輝き強めむ。
神から頂く 最後の問いは、いかに死をば迎えるか。
死とは終わりの意味ならず。
肉体の持つ生は終われど、宇宙の命に 戻りゆき、宇宙の命の 一部と返る。
宇宙の命を 豊かに富ます、栄(さかえ)の糧(かて)となりませよ。
死にし後(のち)にも、命は続く。
大(だい)なる命に 融和(ゆうわ)して、宇宙の進化に 貢献せむため。
宇宙は 命の根源なり。
そこより生まれし、さまざまの、動物 植物 人間は、全て 宇宙に 帰一(きいつ)せむ。
生あるうちに、命を高め、さらにも富ませて、宇宙に戻れよ。
神から預(あず)かる 御魂なれ、穢(けが)れ曇りは 磨き清めて、光る御魂を お返し申せ。
一人一人が、神の尊(とうと)き、祈りを映す、鏡となれよ。
鏡は 平らに、磨かれてこそ、神の祈りを 正しく映さむ。
さにて、本日、生と死とを、別のことばで 教えたり。よく読み返し、御魂に聞かせよ。さにて。