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神誥記
2000年5月29日「地球の次元」について

(地球は最も次元の低い星と聞きました。その原因は何なのか、どうすれば次元を高めてゆけるのでしょうか)

先ずは最も大きな原因、そが心(こ)なり。魂ならずや。

人の我欲が全ての大本。人の欲望 限りなし。

人より己を富ませたし。人より多くを手に入れたし。人より偉く、人より強く。人を支配し、束縛したし。

さなる欲望 発達しぬれば、やがては戦争、権力闘争。人を支配す王座を争い、豊かな恵みを奪い合い。

なればこの世に溢るる恵みも、一部の人間独占せり。

貨幣を発明、流通させて、貨幣が全ての基準となり果つ。

人は生まれて死ぬまでに、いかほどあらば生きられようか。一生使いて余れるほどの,自然を神は与えたり。

なれど強欲(ごうよく)、貪欲(どんよく)なるかな。無惨に荒廃、破壊され、再生危うし。絶滅近し。

無限の慈愛を浪費して、枯渇寸前、不毛のダイチよ。神の嘆きも むべならざるや。

人が自然と調和して、動植物と共存せんよう、神の創りし地球、宇宙よ。なれどかくまで疲弊しぬれば、地球は最期を自ら招かん。

人の罪なり。積年(せきねん)の罪。禊ぎ切れざる永年の罪。人の我欲の結末なれば、神も救えぬ、悲しき最期よ

なれど一部の目覚し者が、今この時の危急に気付き、人類全ての救済賭けなば、神は喜び全てを許さん。

人の愛(いと)しき努力と献身。一人の努力は小さかるとも、やがては広がり、地球を救わん。

なれば神は望みを捨てず。一部なれども、全てに等しき。一人たりとも、最期まで、見守り、力を、光を与えん。

心ある者、悟りし者よ。今は少なく、困難なれども、今の努力が礎8いしずえ)となり、必ず地球は甦らん。

夢を捨てるな。失うなかれ。諦めし時に、全ては終わらん。神の願いを最期まで、忘る泣かれよ。叶えてくれよ。

神の切なる思いのままに、人に伝えん。届けてくれよ。神の自(みずか)らなせぬ業(わざ)なれ。人が頼りの 最期の今よ。

神の願いを、託せし希望を、最期の祈りを、伝えてくれよ。

日々に終わりは近付きぬれば、全力尽くして、捧げてくれよ。人の誠を、献身を、神は望まん、最期の時まで。

さにて本日、伝えぬること、よく噛みしめて。納めてくれよ。今の事態の根源を、今正さずば、全ては消えなん。

そは心なり、忘るなかれよ。さにて

要約   2012.10. ひふみともこ

地球は宇宙の中でも次元の低い星に入ると聞いたことがあります。

他の星に行ったことはないので何とも言えませんが、他の星と比べないまでも、決して次元の高い星には思えません。
毎日のテレビや新聞を見ても、戦争・紛争・テロ・殺人・強盗・詐欺・汚職などなど。

それに加えて、自然災害に関するニュースも1年中途絶えることはありません。

 後者はともかく前者は人間の我利我欲・自己中心的な考えや行動が根本的な原因と思われます。

そしてそうした考えや行動・欲望に関連して生まれる憎悪や嫉妬・恨みなども、地球を次元の低い星に貶めているのではないでしょうか。

 昨年の東日本での大震災は、天災と言われています。

科学者たちは地殻変動その他、学問的にその原因を解明しようとしています。

もちろん科学で解明することは大切ですし、人類の進歩にも役立つことでしょう。

ただ、科学的な視点だけで本当に全てを完全に解明できるのかという疑問を感じてしまうのです。

ダライ・ラマ法王は、次のように語っておられます。要約しますと次のようになります。

直接的な地震発生のメカニズムはある程度解明できるでしょう。

しかし、「震災」という出来事全体を考えた場合、物理のメカニズムだけではない複雑な因果が働いています。

これほどの震災になると、その大きさと複雑さゆえ、因果関係を単純に読み解くことは大変難しいことです。
カルマは長い時間をかけて積み重なって巨大化し、因や縁が複雑に絡まり合いながら、様々な条件がついに揃ってしまった、それがあの3月11日だったのです。

そしてそのカルマは、社会全体としてのカルマ、世界共通のカルマのレベルの出来事です。

大勢の方が一度に同じ類の苦しみを味わったことがその現れでしょう。

その因は、規模が大きいだけではなく、はるか昔何世代も前から積み重なっていたものでもあります。

ただ、どれだけ考えたところで、何が因であるかを私たちの頭で理解することは不可能です。(ダライ・ラマ14世『傷ついた日本人へ』新潮新書より。文言は原文通りではありません)

私たちは長い年月をかけて、我利我欲・自己中心的な考えや行動、憎悪や嫉妬・恨みなどを貯め込んでしまったのです。
そうした積年の罪を禊ぐことが必要です。

そのためには神のご意図に沿った生き方を一人でも多くの人が生き、霊性を高めていくことを心掛けなければなりません。
川田薫氏の『いのちのエネルギー』(新日本文芸協会刊)という本によれば、日本人が霊性を高めることは、他国の人たちの分も一緒に霊性を高めることにつながるそうです。

日本人としての自覚を高め、日本人に生まれたことに感謝し、その魂に相応しい生き方をしていきたいものです。

第75回 和の会を終えて。


事務局からのお知らせです。
今月は「地球の次元」について学びました。
また、神から人へ1999年10月24日も学びました。

私たちの魂は記憶を持っているのだそうです。
宇宙が誕生した時からの記憶を持ち、私たちが学んだ記憶が,亡くなってあの世に行った時に、意識の貯蔵庫を豊かにするのだそうです。
唯一、人間だけが魂のレベルを上げることができるだということ。
今回の大震災に関しても日本人だけではなく世界中の人間の欲、積もり積もった想念の結果に依るものだということ。

これからの地球が目指すべき道標として日本が選択され、日本人としての役割=魂のレベルを上げる役割があたえられたということ。
その基本が「祈り」であり、現世のご利益ではなく、魂が喜ぶ全宇宙的祈りが必要で、そのことにより魂の浄化、クリーニングが出来、それこそが潜在意識、蔵識の喜びなんだそうです。

川田薫さんのご紹介がありました。
著書「いのちのエネルギー」新日本文芸協会発行

また、本ホームページでも、ご紹介させていただいております、筑波大学名誉教授村上和雄先生と、ダライラマ法王との対話が、11月6、7日と予定されております。

ひふみグループとして、皇居の勤労奉仕に参加することになりました。
期日は平成25年3月11日(月)〜14日(木)もしくは12日(火)〜15日(金)の連続4日間です。
詳しくは後日Upいたします

本年第10回は11月3日(祝)です。


おつかれさまでした。