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「神から人へ」 1999年11月6日 

神から人。

神から人に、教え、導き、育(はぐく)み、育て、そして、今日(こんにち) 人によりて、使われ、用いられ、発展せしものは、

神の与えし、ことばと文字。文字というは、ひらがなあり、かたかなあり、漢字あり。

その他諸々の人種、民族の用いる、その地、その国 固有のものあり。

なれば、人に使われ、用いられるうち、神のご意図より離れ、勝手気ままな用い方、書き方されて、過ち伝え、誤り使われ、人の

利己的用い方のみ、今の世にて横行せし。

なれど、人の用い方はいかにあれ、文字本来の 形、意味、その持つ霊(たま)には神宿る。

神のことばを残すため、神のご意図を伝えるため、神から人に与えし文字なり。

今、世にはびこる、罪悪、汚濁(おだく)、喧噪に、浄めと禊ぎを与えなん。そが今日(こんにち)の宗教の 本来果つべき使命なり。

なれど、今のこの世の宗教に、さなる使命果たするなし。

各々勝手な理念を掲げ、神祭り上げ、経文(経文)唱え、祈りを捧げ、信者増やさん。金 巻き上げん。

禊ぎと称して行うは、ただ形のみの祈りと奉納。信者増やすに余念なく、魂の浄めは疎か(おろそ)なり。

神のことばは忘れられ、教典読むも,神意わからず。題目のみの空(から)念仏。

何故(なにゆえ) 神を 忘れしか。何故(なにゆえ) 神に 頼らざる。人の知、力、能力にて、なし得ることの空しさ儚(はかな)さ。

神は常にあらせらるる。それのみ思わば、何も要らず。祈りも、供物も、奉納も。

神に示さば、神は救わん。己の誠、神への感謝。

神に委ねん、おのが天命。

神は、人に、文字もて示し、文字もて伝え、文字もて語り、文字もて知らしむ。

神のことばは聞こえずも、神のことばを形にし、この世に残し、この世に伝え、広め 拡げん。そのために、文字は使われ、用いらる。

なれば人は文字を見よ。文字の文様、点と線。

文字の形の中にある、神のご意図は目にも明らか。心に捉え、魂(たま)でのみこめ。一つ一つの内にある、神の願いを汲みて納めよ。

さにて本日、伝えんことは、文字と文様(もんよう)、形と意味。神のご意図とご意志なり。

神の願いの表れし、ことばと文字に書き表す。ことばに霊(たま)あり。文字に光あり。

ことばにこもる言霊(ことだま)は、神の神意を伝えぬるもの。

人はことばを耳に聞く。魂に聞く、音霊として。音の波動は魂振るわせ、御魂(みたま)に語る。意味を伝える。

なれば人は、ことばを音にて捉えるがよし。

無意味の音の組み合わせになく、音と音の組み合わせになく、音と音との調和の調べ。人知に解せぬ、御魂の波長。

魂(たま)は喜ぶ、よき波長。波長の清く美しきは、魂浄め、魂高めん。

なれば、ことばの音色、響きの一つも大切にせよ。

文字は神の語りしことばを、後に残し、伝えんため。神のことばの音色のままに、文字も浄めの働きあり。

残りし文字の一つ一つは、光を発し、魂浄めん。

なれば人は、神の文字を、魂(たま)にて読みて、解くがよし。文字は光を放ちつつ、魂(たま)に浄めの波動を送らん。

なれば、神のことばは消えるとも、文字に光は残るなり。光の残る文字なれば、人の魂、深奥(しんおう)に、波動を伝え、魂振るわす。

なれば清き文字は人を浄め、魂浄め、人を救う。

神のことばを、光を、文字を、人に広めよ。人に伝えよ。後に残せよ、後の世のため。

神の経綸(けいりん)、ご神策、一部の者に伝えられ、今にて広く伝わりし。

神は告げらる。この世の仕組み。人の天命。なすべきこと。

変わりゆく 時の狭間(はざま)に迷いし人の、一つの命も救わんと、神は与えし 天命を。

一人一人が全うせんと、仕組み起こして、示さるる。

なれば人は文字にても、ことばにても知り得るなり。仕組みに気付き、悟り得るべし。

神の起こせし、奇跡の数々。人になし得ぬ 幾多の事象。

なれば、神本来の力知るべし。意味解くべし。文字に読み取れ、神のご神意。

神になし得ぬことになし。文字も、ことばも、光も、音も、神の神意を伝えるよすが。

なれば人は 心開き、心ひろげ、御魂に受けよ、光と音。神の伝える波動に和せよ。

心に受け止め、魂に入らば、神の波動に共振し、魂は悟らん、神のご神意。

神の神意は人の人知、人の考え 越えしもの。

なれば、人の頭に理解して、人のことばに直せしも、神の波動は伝わらぬ。御魂の浄め、共鳴 起こらず。

ただ素直に受け入れるべし。考え要らぬ。理解は妨げ。

ことばのままに、音のまま、魂の自由に任せるべし。

考え、理解は、自由を縛る。人の本来あるべきは、神を迎える 直(なお)き魂(たま)のみ。

なれば、魂枉(ま)げて、魂歪(ゆが)まば、神の波動は、伝わらず。

清く直く健やかな、自由な魂、育てるべし。神の波動に相和(あいわ)して、御魂(みたま)の汚れ、禊ぎゆけ。

神は求める。御魂の調和、共振共鳴、波動の和。人と人とに 伝わり、広がり、人を浄め、世を浄め、地上世界を浄めゆかん。

なればこの書記、人に拡げよ。次ぎなる世にも残るよう。人に浄めを与えんために、伝えしこと野は、音、文字、光。

さにて終わる。励み、行じ、神感謝。さにて浄まり、高まりて、後のみ役を賜るよう、心引き締め、ことばを頂け。

言葉の意味はわからずも、魂に入れよ。受け入れよ。

神のことばはそのままに、人を浄める力あり。なれば、神のことばを魂にて読め。

神は、人の全てに伝えたし。なれど叶わぬことなれば、そなた使いて、伝えるなれば、おのが理解は必要なし。

ただ、文字に直して、残すがよし。神の光を、神のことばを、文字にて、音にて、人に伝えよ。広めゆけ。

さにて終わる。


横浜和の会(平成26年4月12日) 要約
 神様から与えられた数々の恵みの中で最も大切なのは、ことばと文字です。
ことばの基本は音であり、言霊(ことだま)とは音霊(おとだま)といってもいいでしょう。
言霊は魂に働きかけて、波動を広げます。ですから、いい言霊(感謝や感動を表す言霊)は魂に心地よい波動を広げ、魂を浄化します。
一方、悪い言霊(憎しみや恨み・妬みを表す言霊)は波動が低く、魂にその波動が伝わって魂の波動を下げてしまいます。
一方、文字は形そのものに霊を宿し光を放ちます。
ですから、文字を書くときには、一文字一文字に心を込めて書くことが大切です。
文字を書くことは魂を鎮める効果もあります。最近はメールやパソコンのプリンターの普及で、手で文字を書くことがすっかり減ってしまいました。
年賀状などは全く手書きの文字がないものも見られます。淋しい気もしますね。
大切な人に大切な想いを伝えるときには、是非、手書きで心を込めて書いてくださいね。魂のこもった文字は、相手の魂にも響いて行きますよ

第87回 和の会を終えて。


事務局からのお知らせです。
2014年第1回の和の会は4月12日に開催されました。
2014年からは2ヶ月に1度の開催になり、第1回は2月に開催される予定でしたが、日本中に舞い降りた大雪の影響で休会となりました。以来初めての和の会でした

私は、この日も私用で会の途中からの参加でした。冷や汗ものでございました。
この日は「言葉と文字」について学びました。
途中からでしたので自分が先生から伝えられたことのみを書かせていただきます。

強く印象つけられた言葉がございます。「耳で聞く。魂で聞く」
文字も浄めの意味があり、丁寧に文字を書くことが大事だということも学びました。
文の中の一言一句を理解する必要も無いこと、なるべく声に出して読むことが大事だと学びました。

6月21日の和の会には、多くの皆様にお越しいただけますよう、心よりお待ち申し上げます。


おつかれさまでした。