2005年1月7日 インドネシア・スマトラ沖の津波
神から人へ、人から神へ。多くの人の血を流し、涙と汗と悲しみ流し、さにてこの世は変わりゆかん。
必ずよきかた、めでたきかたへと、移り変わりて高まりゆかん。なれば人は危ぶむことなく、神の仕組みをただに信じて、必ず訪る(おとずる)
次なる世をば,信じ、祈りて世を越えよ。さにて本日何を問うや。
(新しい1年が始まります。できましたら年初のおことばをいただけないでしょうか。特に昨年末、インドネシア・スリランカで大津波により15万人の方が亡くなりました。そのことの意味をお教えください。)
さても多くの命を捧げ、人の犠牲も甚大なれど、そは皆無駄なる死にあらず。
この世の地上を一掃し、清めるための働きなれば、人の死さえも無駄ならず。あの世に戻りて、別なる道を新たな行を与えられなん。
この世の死をば悲しむなかれ。悼み惜しむ派は人の情(じょう)。なれどまことの悲しみならず。この世の情は浮世の情。移り変わりて、色褪せるもの。
まことの悲しみ、涸れぬ涙は、人の御霊を汚し貶(おとし)め、神に暴言、悪口(あっこう)並べ、さにても恥じぬ人の生なり。
人の死さえ軽きもの。御霊を汚す所業に比べば、死も救いなり、温情なり。
沖の悲しみ、怒りの素は、人が己の御霊を汚し、己の曇りを打ち忘れ、さても惰眠(だみん)に日々を費やし、富を貪(むさぼ)り、
欲に耽(ふけ)りて、、魂、心を打ち捨てし生。
この世に生まれし幸いを、この世を生きる恵みを忘れ、かえりて不平不満を募らす、サなるこの世の生を嘆かん。
信じる者は富める者。喜び感謝す心は栄えん。
神の導き、示す方向、道を歩は幸いなり。疑い迷わず、一筋に、踏み外さずに、ただひたすらの、捧げる命、尽くす真心。
神に己の誠を捧げ、縁を喜ぶ素直き魂。
今のこの世に求めらるるは、さなる真白き、無垢なる魂。
神も求め、出会いたし。神も進みて縁を結ばん。自ら示す厚き誠の、尊く清き 純なる御霊を。
今のこの世に稀なれど、必ず神を手伝いて、神を助ける健気(けなげ)なる者。
去年(こぞ)も今年も変わることなし。神の願いは神代(かみよ)より、この世に神の国を立てん。この世に神の世を映さんと。
その時までの永き年月、共に歩まる命よ、集(つど)えよ。
縁を結べよ、輪(和)を広げよ。
祈りを宣(の)れよ、高まれよ。
神の願いの一つなりとも、人の祈りで、精進で、神に届けて、実現させよ。
さなりて神はさらにも喜び、人の栄を幸いを、永久(とわ)に叶えて、守り助けん。さにて
第93回 和の会を終えて。
事務局からのお知らせです。
2015年第1回の和の会は4月25日に開催されました。
4月例会には、27名の皆々様が出席下さいました。
今回は大津波で亡くなった皆さんのことについて学びました。
東北大震災でも同じことですが、亡くなった方は決して無駄な死ではなく、
生きている人たち=つまり私たちですが=の気づきのために亡くなったのだそうです。
私たちは雲の上から親を選び、多くの子供たちは人の役に立つために生まれてきたということ。
また「神から人へ」1999年11月13日についても講話と解説がありました。
次回は6月6日です。皆々様のご参加をお待ち申し上げます。
おつかれさまでした。