第107回横浜和の会 2017年12月2日(土)


二〇〇五年十二月一六日 平等について




神から人へ、人から神へ。
祈りの奥の神の意図、神の祈りの奥底の。
人の自由な成長発達、全てが丸く、まとまりて、互いの進化を喜び合い、共に手を取り、携(たずさ)え合いて、
次なる次元に昇華(しょうげ)せる、全ての進化をひたすら祈らん。

さにて本日、平等なるものについての、神の答を説き示さん。
平等なるは初めより、なきが如きの儚(はかな)きもの。
何を比べて測られん。何を捉えて違いとせん。
人の全ても、動植物も、神の周りに等しく生きて、等しく恵みを授かりて、命を生きて、栄(さかえ)を楽しみ、
子孫を残してさらに富み、神の恵みを享受せる、本来何も持たざる存在。
なれば人は全てが同じ、無力無能と等しきを。
神の恵みを受けざらば、全てが哀れな無一物(むいちもつ)。
なれば人は全てが平等。神の目からは皆(みな)等し。
何ゆえ人は錯覚せるや。何に不満をかこちぬる。
平等なるは本来なきを、あるが如きに思うがあやまち。
平等ならずと思う誤り。違いを差別とあやまちて、違いをなくすを平等と、元々あらざる平等求めて、平等なるの幻(まぼろし)を追う。
神の目からは全てに等しく、慈愛を施(ほどこ)し、機会を与え、それぞれ御魂の成長を、分け隔てなく授けしを。
平等求める心の裏には、違いを嫌う不満あり。
なれど気付けよ、妄想に。
全てが同じ魂(たま)なれど、成長進化に差のあれば、与える恵みも 試練も 苦難も、自(おの)ずと異なり、差もあるを。
神の望みし御魂の成長、そのためならば神は厭(いと)わず、異なる昇華(しょうげ)の機会を与う。

さにて本日、平等なるは全てが平等。なれど人の目、尺度に測らば、平等ならざる違いもあらん。
なれど違いは必要なり。人間尺度の平等こそが、かえりて不満不平の素なり。
全てが同じ生き方ならず。全てが等しき役割ならず。
己の置かれし立場を歓び、神の慈愛を見出さば、違いも尊きことに気付かん。
幼稚な不満は早くに捨てて、神の視点を手に入れよ。
そもまた一つの修行とならん。さにて。
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横浜和の会 要約


今日は「平等」についてでした。
最近やたらと「性差別・人種差別・国籍差別・・・」が取り沙汰され、「差別をなくそう」という声が一段と高まってきているよう思います。「男女同権」だから夫婦別姓を認めろ、議員の数を男女同数にしろ、といったように。また、随分前ですが、女性大臣を相撲の土俵に上げないのは男女差別だと騒がれたときもありました。最近では、女系天皇・女性宮家を認めないのは女性差別だというようなことを、日本国内ならいざ知らず、他国までが口出ししてきています。まるで日本は男女差別がひどい国のように言い立ててきます。 
逆に欧米は男女差別など昔からなく、男女平等、女性の権利が守られてきたかのごとくに欧米諸国を美化する日本人も少なくありません。「レディ・ファースト」というといかにも女性を大事に扱う伝統のように聞こえますが、実際は銃社会の国で相手の家・部屋に入るときにドアを開けて先に女性を入れることで、撃たれても男のほうは撃たれないように、男が身を守るために始まったという説があります。一方わが国では、女性は男性の3歩後ろを歩くとされ、女性を蔑視している証左だと息巻く人がいます。しかし、男性が女性の先を歩くのは、万が一のとき女性をかばい、身をもって守るためなのです。また、給料袋を奥さんにそっくり渡すのは、恐らく世界の中でも日本だけでしょう。
「かかあ天下」「お上さん」といった言葉からもわかるように、日本では女性は決して虐げられた存在ではありませんでした。むしろ、その存在価値を十分に認められ尊重されてきたのです。
江戸時代の識字率が80~90%と、世界のどの国よりも高いことはつとに有名ですが、それは徳川綱吉の時代、身分の差なく、職業の差なく、そして男女の性差なく、寺子屋などでの教育を振興したからなのです。江戸時代、日本に来た外国人が、その家で雇った女中さんが暇を見つけて手紙を書いているのをみて驚嘆したという話があります。欧米では、たとえ英国でも、文字を読み書きできるのは貴族など上流階級のいわゆるエリート男子だけ。識字率はせいぜい20%でした。それこそ、女に教育など必要ないというのが当たり前だったのです。その教育水準の高さが明治維新を成功させたともいえます。
世界最古の長編小説を書いたのも紫式部でした。同時代、日本ではさまざまな女性が文字を読み書きしていました。清少納言も「枕草子」という随筆集を書いています。今から1000年も前に、たとえ貴族の家の出とはいえ、現代でも読むに値する長編小説・随筆を女性が書いていたという国など、世界の中で他にあるでしょうか。
男女同権というのは、男女の役割の違いを全く無視し、「男性にも子育て(イクメン)を」、「女性にも深夜労働/力仕事(土木作業のような)を」、させることなのだといった、狂った論調としか思えないものが多く見られます。
地球上にはさまざまな生き物がいます。それぞれに地球上でそれぞれの役割を担って、それを全うすべく一生懸命に生きています。役割の違いはあるけれど、その違いは差別でありません。人体で言えば、頭には頭の、足には足の役割があり、そこに優劣・上下の違いはありません。今世の中で叫ばれている、「〇〇平等」「〇〇同権」は、まるで大学生にも幼稚園児にも、同じ教育を与えるのが平等であるといった論調に思えます。
神様の前には全て、同列です。人間でも動植物でも、虫でも菌でも微生物でも、そこに命の上下や優劣はないのです。近年かまびすしく主張されている「平等」といった薄っぺらなものとは違うのです。






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106回和の会を終えて


事務局からのおしらせです。

2017年第5回の和の会は12月2日に初めて靖国会館にて東京の皆様と合同で開催され35名の方々が参加されました。
107回目の和の会でした。
私は使用で参加できなかったのですが、靖国神社での正式参拝は緊張感漂う荘厳なものだったと聞いております。
講義では「平等について」を学びました。
先生の要約を読んでいくうちに考えさせられることが多々ありました。日本人の霊性の高さが理解できるお話のような気がいたします。


次回の開催は2018年2月11日(土)です。
会場が東京・靖国会館ですのでお間違えないようにしてください。
皆々様のご参加をお待ち申し上げます。
良いお年をお迎えください

おつかれさまでした。

ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。現在、筑波大学人文社会学系教授。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

これからの激動の世界観を提示し、人類の取るべき正しい方向性を諭す、神と人との一問一答。
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著作 続神誥記



神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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著作 神から人へ 上 新版 


間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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著作 神から人へ 下 新版



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