第112回横浜和の会 2018年12月9日(日)


二〇〇六年二月五日 理性と本能について


神から人へ、人から神へ。互いに深まる信頼の輪を、さらに大きく 広げてゆけよ。
神への信頼、人への信頼、どちらも平和に不可欠のもの。疑い晴らし、疑問を解き、曇りなきよう、心を保てよ。

さにて本日、そなたの問いに答を示さん。
人には本来、理性あり。己を抑止、規制して、正しき行い、身を慎み、社会の秩序と安定もたらす、そのため授けし心の働き。
なれど人には両面あり。動物の持つ本能、欲求。生を保存し、次代に続け、子孫を残す必要あらば。
なればどちらも必要なり。理性、抑制、本能、衝動。
どちらも忌(い)むべきものになし。恥ずべきものの露もなし。神の与えし恵みなり。

理性は徳と結びつき、人の欲望、衝動戒(いまし)め、正しき人の道を説き、よりて人は正義の心、義侠の心を学ぶなり。
なれど人は徳に偏(かたよ)り、小さき罪科(つみとが)、あやまちにも、己を責めて、悩むなり。
人はときに つまずくもの、間違い犯すものなれば、過度の自責はかえりて穢(けが)れ、御魂の曇りの素(もと)とならん。
己を責めるに益はなし。己の罪を認めなば、そを詫び、神に素直に向かい、罪の素(もと)なる原因を、省(かえり)み、心に刻むべし。
肝心なるは繰り返さぬこと、己の頭で考えること。
そが理性なる、真(まこと)の働き。己の行動、ことばを律し、無駄な心を祓(はら)うこと。

本能なるも大切なもの。本能あれば、命は保たれ、生の歓び、楽しみを得ん。
生来(せいらい)人の本能は、人と人との調和を育(はぐく)む、愛を備える欲求なりき。
人を侵(おか)さば己も傷つく、さなる危険を感知せるもの。
なれど人は我(が)を持ちて、本来備えし愛を損ない、己の欲のみ優先し、真(まこと)の本能、失えり。
高度の知識も我欲のため。
豊かな愛の基盤なき、狂いし本能に貶(おとし)めり。
人は本来愛し合うよう、本能の奥に定めらる。
己の危機に出会いし時のみ、闘争本能に目覚めるなり。
狂いし本能は 危うきもの。狂いを抑える理性を失い、狂いしままに、止めるものなし。
今の地上の混乱も、物質文明、貨幣経済、そにて本能狂わせし、愚かな人間、歴史の現れ。
なれば人は正しき本能、神の恵みの本能を、愛の力で甦(よみがえ)らせよ。
神は人の幸(さち)のため、豊かな繁栄、進化のために、適度の欲を授けしを。
人はこの世の喜びを、体の五感に享受(きょうじゅ)して、さらなる愛の深まりを、心の糧(かて)と、賜わるべし。
理性と本能、共に使いて、人の世界よ、豊かなれ。

さにて本日、理性と本能、その働き方と使い方、人に本来備わるを、短く易しく。示したり。さにて。

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要約 一二三朋子

今日は「理性と本能について」についてでした。
人間には自分を律するための理性が備えられています。
その理性によって人は自分のことだけでなく、人のために徳を積むこともできます。
一方で、本能も大切です。本来の本能とは、生きるため・子孫を残すためにとても大切です。
ただ、本能=野性・野蛮という勘違いもあるようです。
自然界の動物は、本能を健全に使っています。必要以上の食べ物を食べませんし、遊びや楽しみのために他の生き物をいじめたり殺したりしません。
そして子孫を残すためには自らの命を犠牲にすることもいといません。
しかし人間は本能の使い方が少し狂ってしまっているようです。
理性と本能を備えわせてくださった神様のご意図に適うように、理性と本能を発動させていきたいものですね。


112回和の会を終えて


事務局からのおしらせです。

2018年第5回の和の会は、12月9日に靖国神社内、靖国会館にて開催されました
第112回目の和の会でした。
理性と本能についての学びでした。
今回は、参加することができず、皆様方にご迷惑をかけたのではないかと、心苦しいばかりです。

次回の開催は2019年2月2日()です。
会場が靖国神社内、靖国会館ですのでお間違えないようにしてください。
皆々様のご参加をお待ち申し上げます。

おつかれさまでした。

ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。現在、筑波大学人文社会学系教授。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

これからの激動の世界観を提示し、人類の取るべき正しい方向性を諭す、神と人との一問一答。
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著作 続神誥記



神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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