2005年7月22日 学問的裏づけある霊能とは

神から人へ、人から神へ。

この世に生きる苦しみ悲しみ、困難 疑問、悩みに迷い。

さなる思いの一つ一つを、神の心に照らして問えよ。

この世を生きる道標(みちしるべ)、行き先示す羅針盤、暗きを照らす灯のように、歩みの先にて導かん。

さにて本日、そなたの問いは、学問と霊能との関係を超え、霊能の果たす役割についての問いならん。

霊能なるは人を導く、神の教えを伝えるよすが。なれど人知の学問にて、裏づけするは不可能ならん。

なれど人の人知にも、人を救うを旨(むね)として、人の我欲 に汚されぬ、神知に近き学問あり。

神知を求める学問ならば、その目的は神知の追求、宇宙の意志を問うものならん。

さなる神知を究(きわ)めしものは、自ずと恒久普遍の真理を、その礎(いしずえ)とする学問なり。

神知に基づく学問を、霊能磨く基盤とし、霊能用いて人知を深め、人知を深めて神知を問うべし。

全ては循環、一体なるもの。境、区切りの なき如し。

霊能磨くその始めに、先ずは己の邪心を去れよ。邪心邪欲を解き放ち、宇宙の声に耳を傾け、

己の奥の眠りし神を、命の源を呼び覚ますべし。

己の奥に秘められたる、神の命の声を聞き、己の使命を確信し、神のお役に立つことと、宇宙の仕組みを悟りなば、

学問なるも神知と高まり、人知は神知を裏付けて、神知は人知を浄化せしめん。

神知の欠けたる学問は、人の我欲を増大させ、我欲に使わる学問は、人の命を脅(おびや)かす素。

神知を備え、神知に問い、神知の上に築かる学は、人の真(まこと)の繁栄と、

宇宙の進化に随順(ずいじゅん)し、自然の摂理に順行す。

今の人の世、愚かな人知は、神知を忘れし学問なれば、物質世界の枠に留(とど)まり、そこを超えるが不可能なるもの。

科学や医学と称するも、物質次元の限界に、自ら狭め、封じ込め、宇宙の真理を疎外せり。

神の奇跡を、神秘を信じよ。そが覚醒の始めなり。

神の神知は証明要らず。自然の神秘は説明不可なり。実験・計算、徒労と知れよ。

己を超えし宇宙の意志を、そを表すが命の役割。ひとつひとつが神のご意志を、宇宙の仕組みを実現すべし。


《科学的な霊能、学問的な霊能とはどんな霊能でしょうか。また霊能を学問的に使うとはどのようなことでしょうか。》

そもまた基本の、初めの問いなり。人に備わる霊能は、一人一人に異なれば、それぞれ異なる霊能なり。

なれどこの世の学問、科学、芸術、産業、農業、全ては霊能に基づくべし。宗教のみが霊能ならず。

高度に技術が発展し、物質次元の発達せるほど、その基盤には霊能要す。


《霊能を磨き高めるためにはどのような修行が必要でしょうか》

先ずは心の浄化ならん。心の浄化、ことばの浄化、さにて御魂を清浄に。

自然に反する物欲離れ、体を汚さぬ生活をし、心し、願いて、日々を送れよ。

霊能なるも特別ならず。御魂の奥に備わりし、命の働き、原初なるもの。

人知に曇りし心身こそが、霊能抑える因(よすが)ならん。

なれば本日、霊能なるを詳しく教えし。後(あと)は己の心と体、頭脳を用いて考えるべし。

日頃の生活、一日一日(ひとひひとひ)に、神知の鍵は隠されり。一つも多くの鍵を見つけよ。

そが魂の学びならん。眠りし御魂の目覚めとならん。

さにて。よく見、よく聞き、よく考えよ。さにて。

97回和の会を終えて


事務局からのおしらせです。

2015年第5回の和の会は12月19日に開催されました。
12月例会には、40名の皆々様が出席下され、前回同様満席で足の踏み場もありませんでした。
今回は「学問的裏づけある霊能とは」について学びました。

人はこの世に生きる時に苦しみや悲しみ、困難苦難にそして疑問や悩みがありますが、その対極にあるのが神の心
なんだということ。
迷いも苦難もなく水のようなものであり、浄化の力を持ち、公平無私なのが神であり、人間の尺度とは違うということを学びました。

自分の魂を磨けば神の心に近づくということも教えられました。

平和言語学研究所からの小冊子「世界を平和にする日本語」のご紹介もございました。
そのなかで一二三先生は、ー真の国際人になるために「万葉集」についてーのご説明がありました。
1400年前に東国から九州まで、そして天皇から防人、農民にいたるまで男女の差別もなく4500首の和歌をどうなって集めたのか、また当時の文化度の高さを知ることが出来る世界最古の歌集を是非、皆さんも興味を持ってくださいとのお話もございました。

中学生で覚えた「田子の浦に うちいでてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」を思い出しました。


新年第1回の和の会は2月6日(土)です。皆々様のご参加をお待ち申し上げます。

おつかれさまでした。

ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。筑波大学人文社会学系教授を歴任。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

これからの激動の世界観を提示し、人類の取るべき正しい方向性を諭す、神と人との一問一答。
(ご購入希望の方は事務局まで)

著作 続神誥記



神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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著作 神から人へ 上 新版 


間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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著作 神から人へ 下 新版



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