平成十七年(二〇〇五年)十月十五日 真・善・美・愛について
神から人へ、人から神へ。
立て替え直しの仕組みも進み、いよいよ最終、完成の時。なれば人は気を引き締めて、最後の仕上げに心を込めよ。
最後の瞬間、そのときまで、気持ちを抜かず、打ち込めよ。慌て、急ぎて、仕損じなば、仕組みは戻り、灰燼(かいじん)に帰す。
なれば今の一瞬一瞬、神と共にてあることを、心の奥に繰り返し、少しの恐れも抱(いだ)くことなく、ただひたすらの帰依(きえ)を願えよ。
神の示せし方(かた)へと進み、迷わず預(あず)け、全てを委(ゆだ)ねよ。
さにて本日、人の生の本質を、元より備えし徳性を、簡潔明瞭、明快に、ことばに示し表わす語なり。
人の本来備えし徳は、神に捧げる真(まこと)の思いと、宇宙万物自然と和(わ)せば、行い全てが善となり、
森羅万象、全てが互いに、互いを生かし、互いを支え、自分と他との別のなき、全てが愛に
満ち溢るる、光り輝く御魂の顕現(けんげん)。
神の願いを映せし御世は、全てに神の愛のこもれる、美しくして豊かなる、光明世界の具現なり。
この世に生きる人の全てが、御魂の奥に秘めし徳。
気付かず汚し、曇らせども、神に心を開きなば、必ず徳は眠りを覚まし、己のなすべき働きを、己の使命を覚醒し、
神の祈りを叶えんと、神を手伝い働く歓び、人と生まれし稀有(けう)なる定めに、ますます感謝の念を高めん。
真・善・美・愛、四つはそろい、組み合わされて、神の世界を表すことば。
神への思いは偽るなかれ。神と共にて生きるを願い、宇宙の真理に任せて生きれば、行い
全てが神の御心、全てが善の循環となり、この世の全ての生あるものと、己の生とが
一体なるとき、この世の波動は愛と高まり、完全調和の美の世とならん。
一言にして全てを表わす、先のことばを金言(きんげん)として、己の生の指針とすべし。
さにて。
...................................................................................................................................
102回和の会を終えて
事務局からのおしらせです。
2016年第5回の和の会は12月10日に開催されました。
102回目の和の会でした。
この会は真・善・美・愛についてのお話でした。4つが組み合わさることが神様の願いであり、神様の愛そのものであり、人間の本質だということを学びました。
老人だから醜いとか、若いから美しいというのでもなく、心の美が大事だということも学びました。
また歴史の本質、日本の正しい歴史観を伝えることが大事であり、戦争に負けたことによる自虐や侵略戦争であると教えられてきたことなども訂正していかなければいけないということなどの説明もございました。
次回の開催は2017年2月18日(土)です。皆々様のご参加をお待ち申し上げます。
穏やかな2017年になることを皆さまで願いたいものです。
おつかれさまでした。