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二〇〇五年十一月八日 神の世界の一元化とは

神から人へ、人から神へ。
神の世界の教えを広め、人の全ての浄化と昇華(しょうげ)を、一人の人間、一つの命に、託し、任せて、目覚めを待ちて、
人の世界の初めより、今のこのとき、何千万年、地球の進化と命の発展、人と自然の共栄を、神は導き、育(はぐく)みて、
神の願える地上世界を、この世に実現、現出せんと、永きの時の流れと共に、悲しみ、喜び、巡(めぐ)り移りて、
今ようやくの、最終のとき。

神の世界の実現は、神と宇宙と、自然と人と、全てが一体、分かち難(がた)きを、
未熟なる者、不完全なる者、互いに補い、結び合い、互いに欠けし 力を組みて、
一つの全き、完全無欠の、不足も過剰もなきことを、
優劣、上下の差別なく、ただ平等に、公平に、各々(おのおの)役目を果たすのみ。

さにて、本日、神の世界の一元化、地上世界も神に倣(なら)いて、人と人との争いをやめ、一つの中心、神の御許(みもと)に、全てが統合、集結し、
神の前には全てが同じ、神の世界を構成せる、尊き役目を、悟り、担いて、神の授けし命(みこと)を果たし、天命成就の幸(さち)を得ん。

神の世界に収斂(しゅうれん)し、人も自然も動植物も、互いに命を活かし合う、欠かせぬ命を 讃(たた)え、祝わん。

全ての命が一つとなり、よりよき命と、さらに高まる。

人類創世、初めより、常に変わらぬ 戦い 争い。

宗教とても同じこと。

神の世界に優劣をつけ、信仰世界を欲にて汚し、支配の道具に貶(おとし)めし、忌(い)みて恥ずべき、諸悪の根源。

人の重ねし罪の歴史も、今このときに終焉(しゅうえん)せん。

次なる御世(みよ)の信仰は、神と人とが直接に、御魂と御魂の向き合いて、おのが御魂の昇華(しょうげ)のために、ただそれのみに命を生きて、
光の示す道を求むる、神と人との協和の御世(みよ)なり。

神と人とを介するものなく、命の道が神とつながり、外(はず)れることなく、歩むのみ。

さなる高次の世界に生きる、次元の高き御魂(みたま)となれよ。

今ある命の試練に耐えて、明日(あす)の世界に思いを高めよ。

何ゆえ人の人生は、苦難や挫折の連続なるか。人との葛藤、家族の不和と、心休まる日のなきか。

人は心を、御魂を鍛えよ。

辛きときこそ、悟りを得よ。

神との対話を 試みよ。

耳に聞こえず、目に見えずとも、人は答を与えられん。

神の答は 一つのみ。その答にて、命を支えよ。

神の答に救われし 御魂はさらなる昇華(しょうげ)を果たさん。

神の世界の一元化。人の世界の一元化。

内なる世界の一元化。

次なる世界に次元を上げて、神の世界に近づけよ。

今ある生もその準備なり。

さなる答の、ことばの意味を、これより後にもよく考えよ。

自(みずか)ら考え、意味を探せよ、さにて。
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要約

神様の願いは常に同じです。全ての御魂が浄化し昇華することです。
1つ1つの魂に込められた神様の願い。その願いを私たち11人が、魂の1つ1つが担っているのです。
私たちがお預かりしている魂の1つ1つが目覚め、覚醒して、神と宇宙と自然と人とが一体であることを心底納得すること、魂で感得することが、魂の究極の悟りであり、昇華です。

私たちの魂は皆、宇宙の根源から発生しています。
宇宙の始まりから私たちの魂は繋がっているし、今現在のこの地球上の全ての生命・自然は繋がっているのです。
何億年もの宇宙の歴史の中で、今の私たちの肉体を構成する物質は、時に空の雲の一部だったときもあり、時に海水の一部だったときもあり、時に桜の花びらの一部だったときもあり、時にミミズの体の一部だったときもあるのです。
そして今現在、必然の中で私たちの体の一部を構成しているのです。
神様の前では全てが互いに必要な役割を担っており、そこに優劣・貴賎・上下はありません。
全てが全体として完全無欠の一大宇宙生命体を構成しているのです。
神の世界が神を中心にまとまっていくこと、即ち神の世界の一元化に向かって、宇宙は進化し続けているのです。

ひふみともこ

103回和の会を終えて


事務局からのおしらせです。

2017年第1回の和の会は2月18日に開催されました。
103回目の和の会でした。
神の世界の一元化について学びました。

次回の開催は2017年4月15日(土)です。皆々様のご参加をお待ち申し上げます。

おつかれさまでした。

ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。筑波大学人文社会学系教授を歴任。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

これからの激動の世界観を提示し、人類の取るべき正しい方向性を諭す、神と人との一問一答。
(ご購入希望の方は事務局まで)

著作 続神誥記



神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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著作 神から人へ 上 新版 


間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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著作 神から人へ 下 新版



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