第105回横浜和の会 2017年6月17日(土)


二〇〇五年十二月六日 霊的能力について


神から人へ、人から神へ。
人に教えて伝えたき、神の願いと未来の夢を。
人の明日(あした)を、未来を築けよ。さらに豊かに、清らかに、無垢なる思いと、高かる希望。
理想世界を実現させよ。怖気(おじけ) 疑念は妨げの素。
信じ、預けて、委ねる勇気を。
神に任せよ、託せよ、結果を。
己の置かれし運命(さだめ)を受けて、天の意のまま 働く魂(たま)なれ。

さにて本日、霊的能力について、その一端を解き示さん。
人間心の興味関心、低く俗なる好奇心。さなる疑問に答うにあらず。
崇高にして厳粛なる、霊の根幹、御魂の根源、命の奥義(おうぎ)に触(ふ)れるものなれ、
意の底にある深奥(しんおう)に、表の意味と裏の意味、共に解せよ、読み解けよ。
霊なるものに本来秘めし、物の次元を遥かに超えし、神の次元と交感せる、御魂の奥に埋もれし能力。
神との交流、意思の伝達、神の願いを汲み取るために、神から離れず従うために、
神の思いを生くために、人本来の使命を果たし、人なる意味を忘れぬために、
人が迷いて惑わぬように、迷いしときも、悩めるときも、己の御魂に問いかけば、すぐにも道に戻れるように、
神が人の一人一人に、全ての人に授けし能力。
なれば人は己の霊感、霊の力に目覚めるべけれ。
己の正しき生のため、己の使命の成就のために、無心の思いで祈りを捧げば、霊なる力は取り戻されん。
なれど人は弱きもの、愚かしきもの、哀しきもの。
多くの人は神を信じず、霊なるものに目を向けず、見える物質次元に留(とど)まり、霊なるものを蔑(さげす)み笑う。
或(あ)るはまた、霊なる力を目覚ませど、己の私的欲望のため、聖なる力を卑しめ、貶(おと)しむ。
霊本来の力は汚され、あやまち、道を踏み外し、やがては霊的力を失う。
なれば人は求めるなかれ、己の次元を超えし力を。
軽率にして不遜な欲望、現世利益(りやく)の追求に、自ら堕(お)ち行く、退廃の道。
人は常に高くあれ。清く、直く、慎ましくあれ。
己の置かれし全てを受け容れ、何ゆえ今の己があるか、今ある己が何なすべきか、
神のご意図を謙虚に読み解き、人たるものの本分を、そこにこめらる神の願いを、少しも汲み取り、感謝を捧げよ。
霊的力も、そのことのみ。自ら考え、自ら求めよ。
さなる努力を繰り返し、真摯(しんし)に 地道に 生きる者こそ、やがては聖なる力を得なん。
人は畏(おそ)れよ、怪しめよ。聖なる力を、存在を。
なれど親しめ、近づけよ。高き境涯、清かる境地を。

さにて本日、霊的能力の意味について、その神髄を解き示したり。
無駄に求める邪欲は徒(あだ)なり。なれど忌避(きひ)する心も愚(ぐ)なり。
この世に生きるありがたさ、霊に目覚めて生きる尊さ。
命の価値を、一日(ひとひ)の重さを、畏(かしこ)み、尊(とうと)び、言祝(ことほ)ぐべし。
さにて本日、霊なる力と生き方と、不即不離なる関わりを、その一端を明かしたり。よく読み取りて、生に生かせよ。さにて。
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横浜和の会(平成29年6月17日) 要約

今日は霊的能力について考えます。
テレビなどで、霊感とか予知能力、心霊写真など、いろいろ興味本位で取り上げられますが、霊的能力と言うのは人が皆もっているものです。
人間も自然の一部です。
自然に逆らわずに生きることで自ずと霊的能力は目覚め、神様の求める生き方ができるようになるのです。
欲望・執着に心を曇らせることなく、唯物的価値観にとりつかれることなく、心・魂が素直に喜ぶ生き方をしていきたいものです。

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105回和の会を終えて


事務局からのおしらせです。

2017年第3回の和の会は6月17日に開催されました。
105回目の和の会でした。
霊的能力について学びました。

今年も暑い夏になりそうです。ご自愛ください。
次回の開催は2017年10月28日(土)です。
皆々様のご参加をお待ち申し上げます。

おつかれさまでした。

ひふみともこ先生Profile



東京大学文学部国文学科卒。筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程中途退学。博士(人文科学)。筑波大学人文社会学系教授を歴任。専門は日本語教育・応用言語学。著作 神誥記 新装版 

これからの激動の世界観を提示し、人類の取るべき正しい方向性を諭す、神と人との一問一答。
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著作 続神誥記



神から人へ』『神誥記』と同時期およびそれ以降に行われた、
神との交流を集成。
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著作 神から人へ 上 新版 


間もなく訪れる最後の時を前に、
神から人に語られる最終メッセージ!!
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